では、はじめましょう。
時計工場には、大きくわけて2つの工程(こうてい)があります。

1. 部品(ぶひん)を作る(つくる)工程
2. 時計を組み立てる(くみたてる)工程


それぞれの工程を今と昔の写真とくらべながら見てみようね。

まずは部品を作る工程です。時計の中には、下の歯車(はぐるま)の拡大顕微鏡写真(かくだいけんびきょしゃしん)のような、小さく(ちいさく)て精巧(せいこう)な部品がいっぱい入っているんだ。この部品は、金属(きんぞく)をけずって作るんだよ。となりの髪の毛(かみのけ)とくらべるとその小ささがわかるだろ。
この部品を作っている写真をみくらべてみよう。

歯車の拡大写真(1)
歯車の拡大写真 (2)

こんな小さな部品を人が作るというのは、とても大変(たいへん)な作業(さぎょう)だったけど、機械(きかい)がやってくれるようになってからは、一度(いちど)にたくさんの部品を正確(せいかく)に、しかも安全(あんぜん)に作れるようになったんだ。

それでは、この部品を作るための作業風景(さぎょうふうけい)を見てみよう。下の左の写真を見てね。昔の写真だけど、男の人たちが手作業(てさぎょう)で部品を作っているのがわかるだろ。機械の回転(かいてん)の動力(どうりょく)を伝える(つたえる)ために、天井(てんじょう)からベルトでつながっているのもわかるよね。そして下の右の写真は、現在(げんざい)の部品を作っている工場のようす。人はほとんどいなくて、自動化(じどうか)された機械が小さな部品を作っているんだ。
大正時代(たいしょうじだい)の作業のようす
現在の工場のようす

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