みなさま、お久し(ひさし)ぶりでございます。
音楽(おんがく)の授業(じゅぎょう)を担当(たんとう)させていただいておりますマーリンリンと申し(もうし)ます。これからみなさまといっしょに「時と音楽(ときとおんがく)」についてのお勉強(べんきょう)をしていきたいと思い(おもい)ますわ。

今回(こんかい)は「時(とき)」「時間(じかん)」「時計(とけい)」など「時」に関係(かんけい)のある言葉(ことば)が曲名(きょくめい)に入って(はいって)いる曲(きょく)の大特集(だいとくしゅう)!ですわ。みなさまもきっと聞いた(きいた)ことのある曲名が出て(でて)くるのではないかと思いますわ。「時」というのは歌(うた)の世界(せかい)でも、よく歌われるテーマなのですわ。過ぎて(すぎて)しまったら、二度(2ど)と戻る(もどる)ことがない「時」というものは、歌をつくる人の創作心(そうさくしん)を動かし(うごかし)、また聞く(きく)人たちの心(こころ)も動かすのでしょうね。今回は日本(にほん)の曲に限定(げんてい)して調べて(しらべて)みましたのよ。海外(かいがい)の「タイム」というところまで広げて(ひろげて)しまったら、とんでもない数(かず)になってしまうので許して(ゆるして)くださいね。

まずは「時(とき)」という言葉(ことば)が曲名(きょくめい)に使われて(つかわれて)いる曲から、紹介(しょうかい)するわね。
「流れゆく時の中で(ながれゆくときのなかで)」(オフコース)
「時の旅人(ときのたびびと)」(海援隊:かいえんたい/ドラえもん映画主題歌集:ドラエもんえいがしゅだいか)
「時のないホテル(ときのないホテル)」(松任谷由実:まつとうやゆみ)
「時をかける少女(ときをかけるしょうじょ)」(原田知世:はらだともよ)
「I miss you〜時を越えて〜(アイミスユー〜ときをこえて〜)」(MISIA:ミーシャ)

この他(ほか)にも「時」というたった一字(いちじ)の曲(きょく)もたくさんの人がつくったり、歌ったりしているのよ。中には一人で同じ(おなじ)「時」という言葉(ことば)の入った(はいった)曲をいくつも歌っている人もいるのよ。

お次(つぎ)は「時間(じかん)」ですわ。
「時間の翼(ときのつばさ)」(ZARD:ザード)
「24時間のキッス(24じかんのキッス)」(チェッカーズ)
「青の時間(あおのじかん)」(浜田省吾:はまだしょうご)
「時間の国のアリス(じかんのくにのアリス」(松田聖子:まつだせいこ)
「時間旅行(じかんりょこう)」(Dreams Come True:ドリームズ・カム・トゥルー)

こちらにも色々(いろいろ)な曲名(きょうくめい)があるものですわね。具体的(ぐたいてき)な時間(じかん)の入った(はいった)ものはもちろん、時間(じかん)に色がついてしまったり、と言う曲もあるのね。

さて「時刻(じこく)」では、どうでしょう?
「入江の午後3時(いりえのごごさんじ)」(松任谷由実:まつとうやゆみ)
「四時五分(4じ5ふん)」(ゆず)
「マイアミ午前5時(まいあみごぜん5じ)」(松田聖子:まつだせいこ)
「ラーメン深夜3時(ラーメンしんや3じ)」(ギターウルフ)
「二時頃(2じごろ)」(aiko:アイコ)

この「時刻(じこく)」で調べて(しらべて)いけば、きっと24時間全て(すべて)の時刻に歌(うた)を割り(わり)振る(ふる)ことができるんじゃないかしら。

最後(さいご)は「時計(とけい)」ですわ。
「8月の日時計(8がつのひどけい)」(松任谷由実:まつとうやゆみ)
「砂時計(すなどけい)」(山崎まさよし:やまざきまさよし)
「腕時計(うでどけい)」(とんねるず)
「宇宙時計(うちゅうどけい)」(サディスティック・ミカ・バンド)
「花時計咲いた(はなどけいさいた)」(松田聖子:まつだせいこ)

ここでは、なんと時計(とけい)の歴史(れきし)をたどれるような曲名(きょくめい)がいっぱい!「宇宙時計(うちゅうどけい)」なんてものまで出て(でて)きてしまって、本当(ほんとう)に驚き(おどろき)ですわ。
この時計の歌(うた)では、なんといっても「大きな古時計(おおきなふるどけい)」が一番(いちばん)有名(ゆうめい)ですわね。ちなみに単なる(たんなる)「時計」という曲は、ちょっと見ただけで、松山千春(まつやまちはる)・安全地帯(あんぜんちたい)・五つの赤い風船(5つのあかいふうせん)・角松敏生(かどまつとしき)・さだまさし・五輪真弓(いつわまゆみ)・山崎ハコ(やまざきはこ)と、たくさんの人がつくって歌っているのよ。

さらには、「時差(じさ)」さだまさしなんてものまであって、調べて(しらべて)いて本当(ほんとう)に面白かった(おもしろかった)ですわ。これだけ調べた中で、一番(いちばん)「時(とき)」や「時間(じかん)」にかかわる歌を歌っている人は、5曲の松任谷由美(まつとうやゆみ)さん、ユーミンになるんですのよ。しかもユーミンは「時をかける少女(ときをかけるしょうじょ)」の作曲者(さっきょくしゃ)でもあるので、なんと6曲!堂々(どうどう)の1位(1い)ですわ。

さて、今回(こんかい)の「時の音楽(ときのおんがく)」。
みなさま、楽しん(たのしんで)でいただけましたでしょうか?
それではまたお会い(あい)する日を楽しみ(たのしみ)にしてますわ。ごきげんよう。

 

2002年1月号