さて、みんな元気(げんき)にしてた?では、さっそくはじめまーす。
今回(こんかい)は今の季節(きせつ)にピッタリのテーマ「春はどうして眠いの?(はるはどうしてねむいの?)」でーす。
みんな「春眠暁を覚えず(しゅんみんあかつきをおぼえず)」って言う言葉(ことば)を知って(しって)いるかしら「春は眠たくて眠たくて、朝が来たことに全然(ぜんぜん)気付かない(きづかない)」って言う意味(いみ)なのよ。新学期(しんがっき)が始まった(はじまった)ばかりなのに、眠くて眠くて、どうしても学校に遅刻(ちこく)しそうになっちゃうなんていう人も多いんじゃないかしら?
でもどうして春はこんなに眠くなるのかなぁ?って思ったことないかしら。
その一番の理由(りゆう)は新陳代謝(しんちんたいしゃ)が活発(かっぱつ)になるからなのよ。新陳代謝というのは、人間の体をつくっている60兆個(60ちょうこ)の細胞(さいぼう)が毎秒(まいびょう)50万個ずつ死んで、同じ数だけ生まれるという体の中の活動(かつどう)のことなのよ。人間の体は毎日毎日新しくなっているということなの。髪の毛(かみのけ)やつめが伸びたり(のびたり)するのもこの新陳代謝が行われているからなのよ。
この活動(かつどう)が活発(かっぱつ)になるとどうなるのか?
血液(けつえき)が、体のすみずみまで回る(まわる)ので抜け毛(ぬけげ)やアカが多くなったり、お腹(おなか)が空いた(すいた)り。お腹が空くとご飯をたくさん食べるから血液は胃(い)や腸(ちょう)に集まって(あつまって)栄養(えいよう)を運ぶ(はこぶ)仕事(しごと)をしなければならなくなるので、その分、脳(のう)に送られる(おくられる)血液が少なくなって、脳がエネルギー不足(ぶそく)になってしまって、ぼーっとしたり、眠く(ねむく)なったりするっていうわけなのよ。
だから春は眠くて眠くてしかたがない人ほど、体の中が活発に動いている。つまり健康(けんこう)ってことよね。ちょっと先生も自信(じしん)持っちゃった。この新陳代謝(しんちんたいしゃ)が活発(かっぱつ)になるという理由(りゆう)の他に、じつは体内時計(たいないどけい)の影響(えいきょう)というのもあるのよ。冬は寒い(さむい)ので、お風呂(ふろ)に入ったらすぐに寝るという生活をして朝、明るく(あかるく)なるのも遅い(おそい)ので、比較的(ひかくてき)睡眠時間(すいみんじかん)が長くなるの。でも春になると、少しずつ暖かく(あたたかく)なるから気付かないうちに寝る時刻も遅くなる。それに朝、明るくなる時刻も早くなる。すると睡眠時間が短くなってしまうのよ。結果(けっか)として、今まで約3ヶ月の冬のリズムに合っていた体内時計にズレが出てしまうということなの。だからそのリズムが春のリズムに合うまでは、眠かったり、ぼーっとしたりということが起きて(おきて)しまうのよ。
でもね。いくら眠い(ねむい)からと言って、ダラダラ寝て(ねて)いては、いつまでも体内(たいない)リズムは乱れた(みだれた)ままになってしまうから、できるだけキチンと朝は起きて、体を軽く(かるく)動かして、少しでも早く体内時計を春のリズムに合わせるようにしてね。
そこで久しぶりの決め(きめ)の一言(ひとこと)!何度(なんど)も言うけど規則(きそく)正しい(ただしい)生活(せいかつ)をしなきゃダメよ!わかった!
2002年4月号